法政大学の同窓会組織「町田法友会」の会長に就任した 芝田 晃(あきら)さん 原町田在住 47歳
環境づくりに力尽くす
○…法政大学の同窓会組織「町田法友会」は昨年、東京都校友会に加盟し、町田支部として新たにスタート。前会長がその支部長に就任したため、会の運営に尽力していた当時の事務局次長に白羽の矢が立った。「組織を広げることは重要。でも同時に、地元・町田を大事にしたい」
○…原町田で生まれ育った根っからの町田人。実家は明治10年創業の桶屋。家庭の桶やお風呂、醸造用の醤油樽や酒樽を扱い、ガスの普及にともない風呂釜、ガス機器の販売工事へ。現在は水回りとガスの分野で「(株)芝田総合住設」を経営し、「東京ガスライフバル相模原(株)」常務の肩書も持つ。
○…町田二小、二中から法政二高に進学。中学校から始めた卓球を続け、神奈川の個人ベスト16にもなった。「高校時代はもう部活まみれ。365日中360日は卓球をしていましたね。お前がもう少し真剣に練習していれば団体戦でも関東大会に行けた、と今でも同期に言われます」と笑顔。大学は経済学部。相原の多摩キャンパスに4年間、自動車で通った。家を継ぐことは決めていたので「今思うと建築とかにしておけばよかったかも」。卓球が縁で出会った奥さんとの間には、地元で働く2人の娘さんと高校生の息子さん。わずかな休日は家族みんなでゴルフを楽しんでいるという。
○…「会員登録は350人、皆さんが積極的に参加してくれる会にしたいですね」。昨年は加入促進のため、例年の10倍となる2000通の手紙を出した。「人数が多い方ができることも増えるし、楽しみも増える」。六大学野球や箱根駅伝の応援、行楽地や企業ツアーなど、皆で盛り上がれるイベントを企画し、また地元でのイベント協力にも力を入れる。毎月の会議も、皆が出やすいように日時を設定するなどの配慮も。仕事を持っている世代にどう働きかけるか、色々と策を練る。「やるからには自分なりに会を維持したい。やっぱり経営者なんだと思いますね」
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