「ドキドキしたけど、うれしかった」。あどけない笑顔で話すのは小山ヶ丘在住の岡田更紗さん(小山中央小6年)。岡田さんは10月2日、通い始めてまだ1年も満たないテニススクールで開催された「ニュージェネレーションテニススカウト関東予選」に参加した。これは公益社団法人日本プロテニス協会(JPTA)による”才能豊かな子供を発掘するための全国オーディション”で、体力診査を行い、テニスの技術を競うのではなく、テニスに必要な基礎体力や運動神経から未来の有望選手を発掘するというもの。岡田さんはその選考会で優秀選手に選ばれ、全国大会へのキップを手にした。
来年2月に北九州で開催される全国大会では、全国各地から集められた選手の中で、さらに優秀選手に選ばれるとJPTAジュニア育成プログラムメンバーとして認められ、育成登録選手資格が与えられる。岡田さんは「テニスも上達したいし、九州に行くのも初めてなので楽しみ」と期待に胸を膨らませた。
サッカーと二足のわらじ
岡田さんはもともと3歳上のお兄さんの影響で、年長の頃からサッカーを習っている。現在は南大沢のチームに所属し、八王子市選抜や東京都のトレセンに呼ばれるほどの実力の持ち主。週1回のテニス、週3回のサッカーの練習と忙しい。父親の岡田拓也さんは「もともと足が速く、学校の体力測定などの成績もよいし、俊敏性があるのは感じていた。自分がサッカー好きなので、サッカーの方で伸びればという期待もありますが、自分でやりたいことを見つけてきたので見守りたいです」と話している。
町田版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|