歌舞伎俳優で町田市邦舞連盟の立花寶山会長が12月1日、相模女子大学小学部で小学2年生を対象に日本の伝統文化に触れる特別授業を行った。
歌舞伎独特の化粧法である隈取(くまどり)を体験。「すごい」「かっこいい」。クラスの代表者が実際に化粧をしてもらうと、その様子をじっと見つめていたクラスメイトたちからは大きな歓声が上がった。最初は照れていた3人も化粧が進むにつれ、変わりゆく姿に驚きと歓喜の表情を浮かべた。
生徒たちは立花会長から歌舞伎のせりふ回しや、拍子木を打ち合わせて音を出す方法なども学習。歌舞伎の醍醐味である見得を切る演技を目の前で見た。
この授業は同小学校が行う「つなぐ手」という名前の心の授業の一つ。体験しながら基本的な礼節や所作の意味などについて学ぶ貴重な機会となっている。
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