開館10周年を迎えた町田市民文学館ことばらんどで「八木重吉―さいわいの詩人―」展が開催中。12月25日(日)まで。
現在の相原町に生まれた詩人・八木重吉(1898―1927)は29年の短い生涯の中で、キリスト教への一途な進行につらぬかれた清澄で至純な詩を残してきた。「本展では重吉の人生を紐解き、文学や信仰、妻・とみとの出会い、ふるさと相原で過ごした日々が詩人・八木重吉に与えたもの、彼にとっての詩の意味を探り、詩と親交の合一を願い、かなしみを詩い続けた末にたどり着いた詩境に迫ります」と同館。
詩人の田中清光氏監修のもと、八木重吉記念館から出品された約200点の貴重な資料により、重吉の詩の世界を紹介。また同展に併せて実施した「八木重吉 詩画コンテスト」の受賞作・応募作も展示されている。開催中に行われた講演会やコンサート、朗読会などの関連イベントはいずれも好評を博した。
午前10時〜午後5時。月曜休館。一般400円、大学生・65歳以上200円、高校生以下無料。最終日25日は無料。問合せは同館【電話】042・739・3420へ。
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