全国的にインフルエンザの流行が始まっている。町田市内の小学校でも学級閉鎖が始まるなど患者数が急増しており、町田市保健所では予防や注意を喚起している。
町田市内では、インフルエンザ患者報告数が2016年第49週(12月5日〜211日)で、市内13カ所の定点医療機関で、先週(54人)から74人に増えるなど流行の兆しを見せている。 市内小学校でも10日までに10クラスが、今週に入ってさらに4カ所の学級閉鎖が報告されている。
定点数とは週単位で報告される定点医療機関からの合計報告数を医療機関の数で割った値のことで、「1」を越えてから8週目に流行ピークが来ると予想されている。町田で「1」を超えたのは、第46週で、2017年第3週(1月9日〜15日)あたりにピークが来ると見られている。
全国的に流行するインフルエンザは主に「A香港型」「AH1pdm09」「B型」に大別されるが、現在は主に「A香港型」が検出されている。
町田市保健所は「年末年始で外出や夜更かしも多くなります。睡眠を十分にとり、こまめに正しい手洗いで感染予防に一層の留意を心がけましょう。かかったら咳エチケットやマスク着用などを忘れずに。高齢者のいる家庭ではより一層の注意が必要です」と呼びかける。また、バランスのとれた食事や適切な水分補給、室内の適度な加湿(おおむね湿度40%)と換気も予防対策のポイントとして挙げている。「高齢者や基礎疾患のある方は肺炎を伴うなど重症化することがあります。インフルエンザが疑われる症状が出た場合には早めに受診しましょう」
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