町田版 掲載号:2017年3月9日号
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町田の郷土芸能をイラスト・キャラクター化した

名取 玲子さん

原町田在住

好きな町を自分のキャラで

 ○…獅子舞やお囃子のお面が「落書きのように」一本の線で”ゆるい”タッチで描かれる。敷居の高い郷土芸能の間口を広げて、伝統をつなぐ役目を背負った。「なにこれ、かわいい」。そんなほめ言葉が胸に響く。『親しみやすさ』に力を入れた。これまでも観光コンベンション協会や商工会議所などから地元・町田をPRする仕事を請け負った。「桜巡りガイド」をデザインしたり、挿絵を描いたり。サンリオ世代。自分のキャラクターが世に出回る事がしてみたいと思っていた。ここ10年くらいで自分の描いたものが形になってきた。

 ○…創作活動が好き。絵画や工作だけでなく「料理や洋服選びなども私にとっては一緒」。大学で、形があるものすべてにデザインがあることを知る。平面もあれば、立体も。広く浅く学べたのが良かったと振り返る。学生時代は部活でテニスに明け暮れた。「スポーツも表現のひとつ。無駄なことは何もない。こうしたいという意思が大事」と話す。自身が発案・製作した「読んだらノート」や「わたし図書館」などの商品が、ツーリストギャラリーや東急ハンズ町田店で取り扱われた。「まだ趣味の粋を脱していないけど、いつか全国区になるキャラや商品が作れたらいいな」

 ○…相模原市出身。結婚を機に町田に。嫁ぎ先は創業70年、老舗の印刷屋の3代目。年2回、旦那さんとその大学の友人たちと福島でのキャンプを楽しんでいる。「土・日にお店を閉めていても仕事は続く。だからGWとお盆は思いっきりリフレッシュするの」

 ○…「町の小さな印刷屋なので行動範囲が狭い。生活と仕事が一緒。でも好きな町なので」。桜巡りガイドの撮影で市内に出かけて新たな発見をした。団体により顔や登場人物がそれぞれ違う獅子舞も、地元にいながら知らなかった。「そういう人も多いはず。このイラストが興味を持つ入り口になれば。少なくとも私一人は増えたでしょ」と笑う。

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