町田版 掲載号:2017年3月9日号

「刑事眼」で優しく見守る

南大沢警察署 井ノ口 徹署長

 先月13日に着任。署の管轄となる南大沢地区や町田市に隣接する神奈川県相模原市に住んでいることから、両地域は「よく買い物に行く」自身の生活圏。「自然も豊かだし良い所だよね」と好きな街並みと話す。

 これまでは殺人などの凶悪事件を追う警視庁の捜査第一課に15年近く在籍するなど、刑事として第一線を歩んできた。「そう言うと、地域の方に怖がられちゃうんじゃないかと心配なんだよ」と優しい瞳で語る姿は、TVドラマでいう”人情派刑事”のよう。ただ重視してきたのは、ドラマでは見ることのない事件後の被害者や遺族のフォロー。「悩みを聞いたり、20年近く寄り添ってきた方もいます。私の役割だと思ってきました」。そんな中、ある遺族から言われた「井ノ口さんは心のお守りです」という言葉が今も心に残る。

 着任のあいさつでは、地域住民のために安心・安全な街づくりに貢献しようと、署員に呼びかけると共に、自分、家族を大切にしてほしいと伝えた。自分の周辺を守れない人間が人を守れるはずがないと考えているためだ。

 初の署長職、最初の課題のひとつが、増加するオレオレ詐欺などの特殊詐欺対策。高齢者が騙されてお金を振り込むのを防ぐために、一人暮らしの高齢者宅への巡回を強化するなどの方針を立てている。「地道に行っていきたい。高齢者が多く住む街だからこそ」

 「もうすぐ趣味である書道の昇段試験があるんです」。日頃の激務を忘れ、心を落ち着かせる時間をもつためにはじめた書の道。ただ書くだけでは満足せずに、少しでも上を目指すその向上心が警察官として第一線を走る原動力となっている。

 「捜査に精通している」「ざっくばらんに腹をわって話せる方」が新しい部下たちの評。53歳。刑事として磨いた「眼力」を武器に地域を見守っていく。

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