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町田版 公開:2017年4月13日 エリアトップへ

アトリエフラワールーチェ主宰で「花育」の講師養成講座をスタートさせた 三田村 ゆき子さん 玉川学園在住 52歳

公開:2017年4月13日

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”花育”で心豊かな子を育む

 ○…「子どもの発想はとても豊か。大人の常識だけで否定や誘導をしてはいけないのです」。花を通して情緒豊かな子どもを育てる『花育』。季節の花や日本の伝統行事に触れることで、マナーや知識を学ぶだけでなく「五感」を養う。「集中力、決断力、想像力、推測力、ひらめき、達成感、柔軟性、応用力など多くのスキルを身に付けられます。たくさんの子どもたちに花育を体験してほしい」。そのためにはまず大人から。講師の育成を開始した。

 ○…個々の花をアレンジする時に、バランスや調和を考える。これは人間関係にも置き換えられるという。「他人と対峙する時に、違う認識を持ち、ちょうど良い距離感やバランスを取るように自ら考える。自己管理や自立につながり、そこで作られた”土台”は学習にも活かされます」と花育の大切さを説く。

 ○…隣町、相模大野出身。引っ込み思案な少女時代を過ごすも高校で生徒会に所属したことで、”役目として”前に出るように。そこから、短大ではコーラス部の部長を務め、卒業後は幼稚園の先生として、徐々に人前に出るようになった。先日も、教室隣のシバヒロでのイベントで講演を行うほどに。花との出会いは幼稚園勤めの頃。日々の準備や事務作業で夜遅くまで勤務し、ゆとりのない生活を送っていた時に、「何かしたい」と町田のカルチャー教室で生け花を習い始めた。「自分とじっくりと向き合えるお花の時間が新鮮で」。それが今に至る原点だ。

 ○…主宰するフラワー教室では、習いにくる主婦たちの息抜きの場として、花に触れながら、悩み相談や愚痴を聞いてあげるなど、”癒しの空間”を意識する。自身も母親として息子2人を大学院生、大学生に育て上げた。花育により、人間形成の土台を作ってきた自負がある。子どもにも大人にも、その土台作りの手助けをする。夢は大きく、「”花育といったら私”と思ってもらえるように頑張る」。

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