町田市では2016年の0歳〜4歳人口転入超過者数が530人を数え、全国1位となった。一方、待機児童の数も220人を超えている。これを受け、市はより多くの子育て世帯が安心して子育てをできるような取組みの充実化を図る。
市の取り組みの一つとして、保育コンシェルジュによるミニ講座「わが家にあった保育園・幼稚園選び」の開催や、ニュース紙の発行、「まちだ子育てサイト」の機能拡充など、保育園などの利用を希望する保護者を対象に、各家庭にあった保育園などへの入園活動支援を行う。
保育園コンシェルジュは公立保育園の園長経験者などが担当。ミニ講座は子どもセンターや子ども発達センター、保育園など市内11カ所に拡大して開催する。様々な保育を経験してきた保育士が就学前の児童の保護者を対象に保育サービスの情報提供や相談、助言を行い、保育施設の状況や見学のポイント、入園までに必要なことなどを教える。「同じような思いを持った人たちと情報を共有しながら不安な気持ちを少しでも和らげていただければ」。
今年3月に開設した「まちだ子育てサイト」には、7月1日から新たに「保育料・補助金シミュレーション機能」が追加された。収入や社会保険料、子どもの年齢などの情報を入力するだけで、保育料や幼稚園の補助金、児童手当などの概算が計算できる。あわせて各園の保育方針・行事やアレルギー対応などが詳細に記載された「施設情報」を掲載。市は「あらゆる情報を得たうえで園選びをしていただきたい」としている。
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