芹が谷公園にあるプレーパーク「せりがや冒険遊び場(せりぼう)」を運営する「NPO法人こども広場あそべこどもたち」の団体設立20周年を記念し、子どもたちがやってみたいことをカタチにするお祭り「子ども☆まん中☆サミット」が19日、ぽっぽ町田を会場に開催された。親子連れなどたくさんの人たちが、子どもたちが作った祭りを楽しんでいた。
この子ども☆まん中☆サミットは、普段からせりぼうを利用していたり、同団体が募った「子ども大使」が中心となり、企画、準備を行ってきた。大使らが自分たちのやりたいことを100個抽出し、その中から厳選したイベントの数々を子どもたち自らが運営した。
屋外広場では子どもたちの描いた絵をバックに写真が撮れるインスタスポットや、かわいい手作り品がたくさん並んだお店やさん、缶ゴマや野菜鉄砲、竹馬などの遊び場が設けられ、それぞれ賑いをみせていた。ボランティアで参加したKTC中央高等学院の高校生たちがステージで殺陣を披露すると、殺陣教室には多くの子どもたちが目を輝かせ、殺到した。
お化け屋敷になった地下会議室では、泣き出す子どもたちの姿も。もう一室では小学男子の”夢”、デュエマ(カードゲーム)大会が盛り上りをみせていた。
「運営に参加した子たちも、遊びに来た子たちもみんな楽しんでくれた。大人がやらせたいことではなく、子どもがやりたいことを自分自身で考え、計画を立ててできたイベント。約30人の実行委員の中には大学生も混じり、またボランティアの高校生たちが手伝ってくれたおかげで、子どもたちが参加しやすくなった」と代表の大野浩子さん。
当日は「世界に一つだけのパンフレット」も展示され、手作りの遊び場の紹介文やイラストは、多くの来場者の関心を引いていた。それらは今後、実際にパンフレットとして配布される。
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