「映像文化・芸術の発展」「上映・鑑賞機会の提供」などを目的に活動している「グローイングアップ映画祭」が12月3日、今年で3回目となる「鶴川ショートムービーコンテスト」を和光大学ポプリホール鶴川で開催し、グランプリなどを発表した。
「鶴川ショートムービーコンテスト」(同実行委員会=大塚隆裕委員長・一般財団法人町田市文化・国際交流財団主催)は、15分以内のショートムービーを全国から募集し、多くの人に観てもらいながら、審査し、表彰しようというイベント。
今年月から約3カ間で集まった作品は過去最高の73作品。そのうち一次審査を通過した入選作品18本を和光大学ポプリホール鶴川内のカフェマーケットで5日間上映した。
審査委員長は映画「赤々煉恋」「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」などを手掛けた小中和哉監督が務めた。
グランプリには黒田航大監督の「おしゃぶり。」が輝いた。高校生の『いじめ』をテーマにした作品で、小中審査委員長は「タイトルや小道具として使われた『おしゃぶり』の意味がストーリーが進むにつれ、はっきりしていく。映画の手法を使い、問題意識や伝いえたいことなどはっきりした作品だった」と評した。黒田監督には副賞として賞金10万円が贈られた。
ほかの受賞作品は次の通り。準グランプリ「おるすばんの味」(武石昴大監督)、市長賞「町田の里山五反田谷戸のさくら」(黒木清監督)、市議会議長賞「虫愛でる姫」(能勢広監督)、理事長賞「DADA MAMA」(小林フィデア監督)、U―18賞「寿命不満足」(河野姫奈監督)、観客賞「RICE BALL」(大石結介監督)。
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