神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2014年10月16日 エリアトップへ

玉川学園ギャラリーウォークで実行委員長を務める「小さなギャラリー会」 宮澤 浩さん 金井町在住 68歳

公開:2014年10月16日

  • LINE
  • hatena

モノを作る素晴らしさ伝えたい

 ○…「アート作品に触れることで少しでも皆が心豊かな生活を送ってくれれば」。『芸術と人』の繋がりをもっと深めるため、10年ほど前から街全体で芸術を感じ「アートで彩る」ギャラリーウォークの運営活動に参加しはじめた。「作る楽しさ、素晴らしさ。若い人たちも含め、色んな人に遊びにきて感じてほしい」とイベントへの想いを語る。

 ○…金井と玉川学園の境の美しい自然の中で少年時代を過ごす。電気・通信機を組み立てる仕事に就くが、50代半ばの小さなきっかけでアートの道へ。「製品を包んでいた新聞広告のサンドブラスト教室になぜか目が留まったんです」。初めての作品が自分で驚くほどキレイなものに仕上がった。「嬉しかったですよ。電気もアートもモノづくり。共通点があったのかも」と振り返る。その後は、業績悪化を機に会社を思いきって早期退職。趣味のアートを仕事として生きていくことを決意した。それから始まった”アートな日々”。「やっぱり楽しいですよ。生活は苦しいですけどね」と笑う。

 ○…自身の工房には幼少期から好きな「自然」に影響を受けたサンドブラスト作品が並ぶ。中でも趣味の山登りで訪れた日本各地の山の風景と、そこで出会った高山植物から創った作品「山シリーズ」がお気に入り。「芸術はただキレイなものを作ることではないと思います」。創るまでに自分で感じた想いを乗せ、独自性を付け加えた”モノ”を目指す。「完成までの過程が一番面白く重要で、難しい点でもありますよね」と作品製作の魅力を語る。

 ○…自分の作品を知ってもらうためだけでなく、みんなでアートを共有したい。モノに込める想いを通して「モノの大切さ」を伝える―。そんな想いで多くの地域イベントに参加する。さくら祭りでは自作のゴム銃キットで子ども達を楽しませた。「活動を続け、いつかは個展も開催してみたいと思います」。柔らかい笑顔で夢を見据える。

町田版の人物風土記最新6

川崎 哲哉さん

相原地区の一押しスポットを紹介するかるたの製作に取り組んだ

川崎 哲哉さん

相原町在住 61歳

4月18日

渋谷 りゅうきさん

町田市防災アンバサダーに就任したユーチューバーのメンバーである

渋谷 りゅうきさん

町田市在住 40歳

4月11日

hirocoさん(本名:関口裕子)

鶴川で朗読と歌唱のコンサートを今週末行う

hirocoさん(本名:関口裕子)

山崎町在住

4月4日

飯間 圭吾さん

町田市内の経営者らと今夏、地元産ビールの醸造所を兼ねた店舗を開く

飯間 圭吾さん

原町田在住 39歳

3月28日

綾野 光紘さん

近隣団体と組んだ盛り上げが評価された山崎団地名店会の会長を務める

綾野 光紘さん

下小山田町在住 41歳

3月21日

木目田 英男さん

町田市議会の第40代議長に就いた

木目田 英男さん

成瀬が丘在住 49歳

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook