市内を中心に保育園や高齢者施設などの催しで「盛り上げ役」を務めるボランティア団体が人気を集めている。子育て中の主婦らで構成されるパフォーマンス集団「ザ・レインボーズ」(あかぞう代表・本名:宮城あかし=下写真=)だ。独自のカラフルな衣装で、イベントの内容に合わせたオリジナル劇やマジックショーなどを披露し、会場に「笑い」を生み出している。「どこか懐かしくて温かいドリフターズのような存在になりたいんです」とあかぞうさん。
80歳のメンバーも
2007年3月に開かれた八王子すみれ幼稚園(丹木町)の卒園式で、園を去る子どもたちのために、あかぞうさんら母親たちが手づくり劇を披露したことがグループの原点。母親や妻の「顔」を忘れ、タイツを着て”コマネチ”をする「演者」の楽しさにステージにあがった全員が虜になり、「またやりたい」とグループを立ち上げた。
現在、メンバーは30代から80代までの男女43人。ほとんど市内在住者だが、山梨県から通っている女性も。「私たちの活動に賛同してくれて、80歳のおじいちゃんも団員に加わってくれています」。その最高齢メンバー加藤兼幸さん=上写真・最前列左から4人目=は「みんなを楽しませるために、恥ずかしさを忘れ、全力でパフォーマンスをする姿に感銘した」とグループ入りを決めるに至った経緯を話している。公演依頼や、問い合わせは同グループ立石さん【携帯電話】090・3594・7719へ。
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