インターネット経由での資金調達手法「クラウドファンディング」が4月から八王子でもスタートする。運営は市と八王子商工会議所による産業振興団体「サイバーシルクロード八王子」(古瀬智之会長=(株)コスモ計器代表取締役=写真)。
スタートするのは「ファーボ東京八王子」。ファーボは地域型クラウドファンディングで、近隣では立川、青梅などですでに展開されている。八王子版は八王子エリアで実施されるプロジェクトのみを取り扱う。
応援者へリターン
「いいアイデアがあるのだけど、ビジネスにできないか」――。クラウドファンディングはまず起案からはじまる。起案者(プレイヤー)は支援を受けたいアイデア(プロジェクト)をファーボサイトへ申請する。その内容は審議され、承諾を得られればサイトで応援者(サポーター)から資金を募ることができるようになる。
その際、必ず目標金額と期間が設定される。そして、期間内にその金額を集められれば、「達成」となり手数料を引いた金額が起案者にわたり事業を始められる。出資をした応援者は支払額に応じたリターンがある。
「八王子の産業振興の実行部隊」と言われる同団体はこれまで、人材育成をはじめ「創業支援」に力を入れてきた。今回のクラウドファンディングもその一環で、「事業をはじめようと思っても資金がない。営業力もない。そんな際に役に立つのでは」と古瀬さんは話す。目的は地域の産業を起こすこと。「難しいものではない。気軽に参加してほしい」
2月21日に説明会
同団体主催によるクラウドファンディングについての説明会が2月21日(日)、「コワーキングスペース8Beat」(午後1時30分〜4時)で行われる。参加は無料。問い合わせは同団体小野さん【電話】042・639・1009へ。
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