全国的にインフルエンザ患者が急増している。八王子市も定点医療機関からの患者報告数が1月2週目(1月11日〜17日)に流行開始の目安となる定点当たり1・0人を超える3・61人となり、0・73人だった年末年始(2015年12月28日〜16年1月3日)の5倍近くに増加。インフルエンザによる八王子市立小学校の臨時休業も昨年末から1月19日までに、3校3学級でみられた。都はこまめな手洗いやうがい、適度な室内加湿、換気の徹底などの予防策を呼び掛けている。
インフルエンザは例年、12月から流行することが多いが(昨シーズンの都の流行開始は12月2日)、1月以降に流行開始となったのは11―12年シーズン以来。このシーズンに1・0を下回り、症状の収束がみられたのは4月末から5月初めにかけてだったことから今シーズンも4月過ぎまで流行が長期化する恐れがある。八王子市保健所は「集団感染事例も増えてきている。咳エチケットを守るなど予防策を徹底してもらいたい」と話している。
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