普段は「運動の大切さ」を伝えている医療機関チームも走る。3年連続で男子2チーム、女子1チームが出場する「みなみ野ハートクリニック」(兵衛・幡芳樹院長)だ。循環器専門医の幡院長のほか、看護師や理学療法士など、日頃、心臓疾患や生活習慣病などに悩む患者の声に耳を傾けている医療従事者らが襷をつなぐ。
初参加となった2014年にメンバーのひとりが脱水症状を起こし、救急搬送されてしまったために「失格」となってしまった同クリニック。「医療機関なのに、私たちだけ搬送されてしまった。この悔しさは忘れられない」と昨年に続き「楽しく」「安全に」をモットーに大会に挑む。
この駅伝をきっかけに走ることにのめり込むようになった幡院長は、今大会1週間前にフルマラソンに出場予定。強行軍で定位置となっている最終4区を担当する。「私が最後を締める。30位以内が目標」。循環器専門医としては「身体をしっかり温めたうえで走り出してもらいたい」と参加者に注意を呼びかけている。
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