NBDLリーグに初参戦したプロバスケチーム「東京八王子トレインズ」(子安町)は2015-16シーズン36試合を17勝19敗の成績で終えた。順位は10チーム中6位。和田尚之代表兼選手に半年間を振り返ってもらった。
前半戦は9連敗などがあり、状態は良くなかった。「プロ選手を集めてもなかなか勝てなかった。チーム作りの難しさを実感した」。しかし後半戦には7連勝や上位チームに勝利する試合もあり、チームはまとまりを見せた。「前半戦はスタメン選手を休ませずに戦うことが多かったのですが、後半は交代を増やし、多くの選手を出場させるようにしました」。それにより体力面でのプラスだけでなく、チームに一体感を生むことができたそうだ。
2千人超える日も
試合前に会場を暗くしたり、かつてのNBA選手の入場テーマ曲を場内で流したり、「本場の演出を狙った」点はトレインズならではという。「バスケの試合で日常とは異なる『違う世界』を感じてもらえればと思いました」。ホームゲームは平均700人程の動員。最も多かった2月28日の試合では2050人を記録した。ファンクラブの会員は1400人にのぼる。「初めてでわからないことも多くありましたが、周囲の支えもあり半年間戦えました。感謝しています」
なお、自身のプレーについては「スリーポイントは今でも鳴海選手(リーグNo.1の確率)の次に入ると思っています。あと5年はやりたい」と笑顔で話した。
「来季(16-17シーズン)は2つあったリーグが1つ(Bリーグ)になり、1部、2部、3部とわかれます。9月に開幕しシーズンの最後に入れ替え戦があります。我々は3部のスタートですが、2020年までの1部昇格を目標に戦います」
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