陶鎔(とうよう)小学校(犬目町)で3日、テレビ番組「逃走中」にヒントを得たゲームが行われた。八王子市立小学校PTA連合会第2ブロック(滝島聡治ブロック長)の主催。近隣の9校から約550人の児童が参加した。
鬼ごっこに似たルールで、黒い服装にサングラスをしたハンターと呼ばれる鬼役を保護者や教員が務めた。校庭中にハンターから逃げ回る児童の声が響いた。
「中学校に上がってすぐに友達が作れるように」との思いから、同ブロックは2年前から学校の枠を超えてドッジボールや大縄跳びといったイベントに取り組んできた。異なる学校の児童とチームを組み、また高学年が低学年を見守るようにした。ゲームでは、味方の名前を覚える必要のあるミッションや、低学年を守るものなどが盛り込まれ、仲間づくりのきっかけにもなった。
事前打ち合わせは10回以上。「危険はないか」「もっとこうした方がいい」など議論が沸き起こり、滝島さんは「最終的に子ども達以上に大人が楽しんでいたようだ」と話す。
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