「思い出して」
1月31日(火)をもって閉館となる「ニュー八王子シネマ」(横山町/【電話】042・622・0116)は14日(土)から、70年間の感謝をこめて「ありがとう上映」を開催する。
今回の上映作品の選定について中島幹和支配人は、「邦画(八王子の映画人)は八王子の関係者でかつ当劇場に縁の深い方で選んでおります。洋画(名画をニュー八王子シネマで)に関しては『ローグワン〜』『海賊とよばれた男』などと大作の上映は引き続き行うので、『ありがとう上映』ではそれらと傾向の違う作品で面白そうな映画を選びました」と説明する。「映画館の閉館ということでありきたりかもしれませんが『ニュー・シネマ・パラダイス』が良いかと考えました。名前も似ているので、後に『ニュー・シネマ〜』を鑑賞したり、曲を聞いたりする度に当館を思い出していただければ」
『気狂いピエロ』はゴダールの傑作。「昨年都内でリバイバルしていたこともあり、当館ではあまり上映しないような作品も面白いかと思いあえて選びました」。同館は1947年創業。市内唯一の「既存館」として多くの市民から親しまれていた。
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