特別養護老人ホーム「桜の里」(犬目町)の開設式が4月1日に行われた。石森孝志八王子市長や萩生田光一衆議院議員らが駆け付け、祝辞を述べた。
同施設は看護師24時間体制で医療に重点をおき、ユニットケア(少人数対応)を提供する。一定の医療が必要な人も利用できる。
運営するのは社会福祉法人多摩養育園(八木町)。代表の足利正哲理事長は挨拶でこの日までの苦労を振り返るとともに「極めて新しい形の施設。皆さまの『里』になれるよう成長させていく」と話し声を詰まらせた。
事前に訪問し車いすに乗った状態で施設を案内してもらったという石森市長は「市としても初めて『みとり』に対応したもの。明るく広々としていて、素晴らしい施設」と感想を述べた。
萩生田議員はこの場所が竹林だった過去に触れ、「『竹』と『桜』で、地に根を張り時には花を咲かせ、入居者の新たなコミュニティの輪を広げてもらえれば」と期待を寄せた。
福安徹市議会議長は「日本の福祉の道しるべとなる施設」と話した。
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