NPO法人「ひなげし」(竹内ひで子理事長)が今月、リユース食器の作業所(松木35の7の102)をオープンした。同NPOは2012年設立。主婦ら7人が集まり、昨年から個人宅で洗浄を行っていた。新作業所では障害者の雇用につなげようと、20人の利用者を募集している。
リユース食器は、使い捨て容器の代わりにイベントの際に使ってもらうもの。主催者側が行政の補助金などを受けながら利用するケースが多い。これまで家賃が高いなどの理由で都内ではリユース食器の福祉作業所はなかったという。また、収益がイベントの有無に左右され、運営は安定しにくい面もある。竹内さんは「企業のコーヒーカップや幼稚園のお弁当箱など新たな需要を掘り起こせれば」と話す。今後、同施設はコミュニティスペースとしての利用も予定している。(問)【電話】042・675・3411
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