先月、20代目の部会長に就任。早速、部会の「風通し」をより良くするための改革に動いた。同部会はこれまで、社会貢献活動を実施する委員会、会の広報活動を行う部門など、主に4つの委員会に分かれて活動してきたが、横のつながりが「希薄」だったことから、全体として力を出し切れていないと感じていた。
そこで、会が一丸となれるように、4つの委員会がそれぞれの活動を報告し合い、協力関係を生むための新たな委員会(厚生委員会)をつくった。「委員会に所属していない方が各会の活動を知り、それぞれの取り組みに参加したいと思える場所としても機能させたい。これにより、みんなが同じ方向を見て活動していければ」
普段は市内不動産会社の専務取締役として、24時間365日体制で不動産管理にあたる社を見守り続けている。自身はトラブル対応係を自認。若手社員には積極性を求め、「責任は俺が取る」との言葉と共に新しいチャレンジを促している。「住まいは人の拠点となるところであり、大家さんの財産でもある。そんな大切なものを守る仕事ができるのはうれしいこと」と話す。
一方で、自身は1月に結婚した一回り以上年下の妻に支えられているという。「落ち込んで帰宅することもあるが、妻の前向きなアドバイスで前進することができる。今の自分があるのは妻のおかげと言えるぐらい」と、のろけ半分に語る姿からは自信が満ち溢れている。
昨年同会の会員数(331人)は全国の青年部会のなかで日本一となった。次はその「質」で頂点を極めたいと考えている。そのために任期2年の部会長職に全力を傾ける決意だ。「会社を留守にすることが増えるが、ここで得た経験を持ち帰りたいと思っている」。男気があってついていきたくなる、との声を仲間から集める44歳。その実行力で新風を吹かす。
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