八王子版 掲載号:2017年9月21日号
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ピアニストで、音楽教室「八王子音楽院」(東町)の代表を務める

広瀬 美紀子さん

明神町在住 

音楽の良さ わかちあいたい

 ○…重厚でありながら「やさしさ」も感じられる演奏が特徴。これまで8枚のCDを発表。ここ7、8年はオーケストラの曲をピアノ1台で弾くスタイルのものが多い。「作曲家に対する並々ならない熱意と愛情が感じられる」と、専門誌で準特選の評価を受けた作品もある。東京藝術大学、同大学大学院で学び、一時期フランスで活動した。1981年のデビュー以来、N饗メンバーとの共演など数々のステージに出演。演奏家として活躍する一方、20年前、音楽教室を立ち上げた。

 ○…杉並区の出身。ヴァイオリン好きの父親の影響で、赤ちゃんの頃からそばにレコードがあった。SP盤から流れる「G線上のアリア」などをよく聴いて育ったという。小学4年生のとき、ピアニストの道を志す。「1日4時間練習」を条件に村上明美さん(日本ピアノ教育連盟会長)の下へ。厳しい指導だったが「それでもやめたくなかった。(音楽には)そう思わせる何かがあったんでしょうね」。「先生」には今も演奏を聴いてもらうことがある。

 ○…コルトー、バックハウスなど、20世紀前半の「レコードの時代」の作品を好む。今のように自在に録音できる環境でなく、純粋な演奏が収められた頃のもの。そこからは歴史の空気も味わえるという。ただ、聴くより弾く。時間があればピアノの前に座っている。レコーディングは、部分部分でなく必ず「通し」で録る。

 ○…「せっかくだからピアノ教室でなく、大きく色々やってみよう。何かのご縁で八王子にいる」。住まいがここに落ち着いたところで、音楽教室を開いた。モットーは「みんな違ってみんないい」。クラシックだけでなくジャズやポピュラー音楽も扱う。「音楽の良さをわかちあいたい。いい曲を聴いてもらいたい。音楽が心の支えになれば」。来月開く20周年の記念公演もそんな思いで「素直に」ピアノに向かう。

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