大和田町と明神町を結ぶ大和田橋の上下歩道に弾痕が残っている。透明板で覆われ、歩行者に見えるようになっているのだ=写真。なぜなのか。「1945年の八王子空襲の傷跡を忘れないようにとの思いが込められているんです」とは大和田町の相武国道事務所担当者。弾痕はその時、大和田橋が受けた焼夷弾のものだという。空襲時に多くの市民が大和田橋下に避難し、多くの尊い命が救われたことを後世に伝えるため、20年前に行われた橋の補修工事の際に弾痕が保存された。
日常的に橋を利用しているという20代男性は「そんな歴史があったとは知らなかった。かみしめて歩きたい」と驚いた様子だった。
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