先月、トヨタ自動車が発表した高齢者や身体の大きい外国人、車いすの人でも乗車しやすいミニバンタイプの次世代型タクシー。高齢者や障害をもつ人の支援に力を入れている旭町の八王子交通事業株式会社は目指す形の車両として1台を納車。現在、今月中旬の運行開始を目指し、整備を進めている。「当社仕様の料金メーターの設置や内装を整えています」と同社工場長の谷津信男さん。整備を通して、乗車口の底が低く、幅広なところから、従来車よりも高齢者や車いすの人が乗り降りしやすいことを実感したという。「燃費も2倍くらい良いみたいだね」
今後、同社では随時、従来車からこの新型車に移行していき、2020年頃までの全面移行を目指しているという。
同社・本社営業所の内田憲法所長は「私も実際に乗ってみたが、乗り心地良く、楽々だった」と満足げに話している。
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