8月30日に閉幕した「アスタナ世界柔道選手権大会」(カザフスタン)で、「高尾警察少年柔道部」出身の中村美里さんと田代未来さんの活躍が見られた。女子52キロ級に出場した中村さんは得意の足技を武器に勝ち進み優勝。63キロ級の田代さんは4回戦で敗戦したものの、敗者復活戦から勝ち残り3位の好成績を収めた。共に出場した団体戦でも、1回戦から決勝までの4試合で2人共に白星を重ね、日本代表・団体女子の金メダルに貢献した。
「有言実行」昔と変わらず
2人の小学生時代、指導にあたった西野英則さん(60・鹿児島県在住、元高尾警察署員)は大会の様子を日本のテレビで観戦。中村さんの「勝ちたい」という強い気持ちが勝利を呼び込んだと見ている。
また、田代さんの敗戦は相手との相性が悪かったためとし、常に攻めの姿勢で相手に向かっていた試合運びは良かったと評価している。「美里は『金メダルを取る』という私との約束を果たしてくれた。有言実行のところは昔から変わらない。本当にうれしい」
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