秋葉氏の講演企画
原爆に関する文献や資料を展示・保管する「八王子平和・原爆資料館」（元本郷町）が開館20周年を迎え、７月15日（土）、元広島市長の秋葉忠利さんを招いた記念講演会を開催する。
「よく続いていると思う。最初は寄付が多かったが、熱が覚める時期もあった。みなさんの善意のおかげ」。立ち上げ時からの運営委員の大日向宏さん（台町在住・82）はしみじみと話す。被爆者２人を含む委員は12人で、全員ボランティア。運営費は全て寄付による。
10歳で終戦を迎えた大日向さんは「戦争は悪。平和を守るために様々な運動を通して多くの人に理解を広げたい」と資料館を存続させる意義を話し、今回の講演について「広島は原点。秋葉さんの平和行政、熱意を聞いてもらいたい」と市民に来場を呼び掛けた。
会場は北野市民センター。午後２時から。資料代５００円。（問）【携帯電話】０９０・１１２８・８９８３
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