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医療法人社団KNI 北原リハビリ病院をリニューアル 新棟完成 12月10日に内覧会とフェス
左入町 人と自然と技術が調和 農園、牧場、温泉も
滝山街道沿いにある北原リハビリテーション病院(左入町)がリニューアルオープンする。新棟ができ農園や牧場、温泉やレストランも設けられ、自然に囲まれた環境でリハビリテーションを提供していく。またAI(人工知能)を導入し「質の向上」に力を入れる。運営する医療法人社団KNI(大和田町)は12月10日(日)、新棟内覧会と「新しいリハビリ病院の体感もできる」イベント「北原フェス2017」を開催する。
北原氏 ヒーリングファシリティ 「病院に代わる『癒しの場』」
医療法人社団KNIは、「カンブリア宮殿」「ガイアの夜明け」などのテレビ番組への出演でおなじみの北原茂実氏が理事長を務める。グループには北原国際病院(大和田町)、北原ライフサポートクリニック(子安町)などがある。
北原リハビリテーション病院は2004年に開院。現在75床の規模で脳血管疾患の患者を中心にリハビリを提供している。
高い回復率めざす
新しい北原リハビリテーション病院は「人と自然と技術の調和」をコンセプトとした新しい癒しの空間をめざす。リハビリは短い入院期間での「高い回復率」を目標に掲げる。病床数は110となる。
新棟はヨーロッパの街並みを思わせる外観で、温泉棟も併設される。今後牛や羊を育む牧場や農園も設けられ、「自然と触れ合える」環境を詰め込んだ病院となる。担当者は「すべて、患者さんが動くモチベーションを高めることを目的としており、リハビリに活用していきます」と話す。
またリハビリ評価や治療データをAIが解析し支援をする「リハビリアシストシステム」を開発し質の向上もめざす。先端のIоTシステムが管理し、セキュリティに顔認証システムを採用する。臨床場面でもIоTによる業務の適正化、効率化を展開していく。
ブルーゾーンへ
「医療は病院の中で行われるだけでなく、いつも人々の生活のすぐそばになければならない」。北原グループの考えだ。病院も病気になったから、「しょうがなく行く場所」ではなく、「自然に人が集まる場所」に――。グループでは新しくなる北原リハビリ病院を、病院に代わる癒しの場「ヒーリングファシリティ」と位置づける。北原氏は「健康寿命が長く、元気に働く高齢者が多い地域は『ブルーゾーン』と呼ばれています。今回のヒーリングファシリティのオープン(北原リハビリ病院のリニューアル)は、日本をブルーゾーンにする動きのスタートにできたらと思います」と話している。
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