神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩版 公開:2015年7月23日 エリアトップへ

手足口病 多摩地区は昨年の8倍に 都 予防を呼びかけ

公開:2015年7月23日

  • LINE
  • hatena

 東京都内で増加している「手足口病」の患者が、多摩市でも急増している。

 都によると、多摩市を含む南多摩保健所(多摩市・稲城市・日野市)管轄の患者報告数は7月12日現在、定点あたり91人と、警報レベルの患者数(定点あたり5人以上)を大幅に超え、2014年同時期(11人)の約8倍の数となっている。

 手足口病は、発熱や口の粘膜や手のひら、足の裏などに2、3ミリの発しんができる症状で、6歳以下の未就学児に多く見られる。重症化することは少ないが、合併症として急性脳炎や心筋炎が起きることもあるという。

 東京都健康安全研究センターによると、患者ののどや鼻の分泌物、便のなかのウィルスが周囲の人の手などによって、口や鼻のなかに運ばれて感染してしまうケースが多いことから、「手洗い、うがいの徹底」「患者の便には触らない」などが予防策になるという。

 「原因は特定できていないが、近年、2年周期で流行する傾向にあり、13年時のように増えている。症状が治まった後も、2〜4週間程度は身体のなかにウィルスが残り、便などと一緒に排出されることがあるので、トイレやおむつ交換の後は手洗いを心がけてもらいたい」と同センター担当者。

 8月中は流行が続く可能性があるとしている。

多摩版のローカルニュース最新6

花あふれる南大沢へ

花あふれる南大沢へ

27日・28日 フラワーフェス

4月25日

多摩市内の桜 振り返る

GWに「タマカワラフェス」

GWに「タマカワラフェス」

地元有志が初の試み

4月25日

「健幸」に取り組む事業所紹介

多摩市

「健幸」に取り組む事業所紹介

市内大学生が取材

4月25日

小野路で音色楽しむ

小野路で音色楽しむ

4月 ピアノ・ソロ演奏会

4月25日

ヤングケアラーを支援

リバティ

ヤングケアラーを支援

都内在住中高生が対象

4月25日

あっとほーむデスク

  • 5月11日0:00更新

  • 4月27日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

多摩版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook