市内で自立型高齢者住宅「ゆいま〜る中沢」「ゆいま〜る聖ヶ丘」や町田つくる会のプロジェクトを手掛ける一般社団法人コミュニティネットワーク協会主催の終活セミナーが10月27日、パルテノン多摩で開催された。
第1部では社会学者で女性学・ジェンダー研究のパイオニアとしても知られる上野千鶴子氏が「自分らしく最期まで生きる」をテーマに特別講演を行った。壇上で上野氏は、2025年問題などに触れながら、どのように最期を迎えるかについてユーモアに富んだ語り口で言及。「親を1人で自宅に置いておける安心をつくる社会が必要。老後を含め、死に方はその人の家族関係が大事」と話した。第2部では、上野氏らをパネリストにワンポイントアドバイスも行われた。
同協会は「約300人の方に来場いただき盛況なフォーラムを開催することができた。上野さんからゆいま〜る中沢や町田プロジェクトに適切なコメントもいただき、これから皆様に多世代コミュニティや地域づくりを進める町田つくる会への参加をより一層紹介していきたい」と話していた。
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