多摩ニュータウンの歴史や課題を「市民の目」で調査・研究し、その成果を住みよい地域づくりにつなげる活動にあたる「多摩ニュータウン学会」(西浦定継会長)=下写真。大学教授や行政関係者、市民ら約200人で構成され、1997年の創設以来、八王子市内でニュータウンに関する講演会を開くなどしてきた。
11月29日には、ニュータウン開発により、近代化が進んだ八王子のなかで、里山や畑、牧場が残る「堀之内」の様子を探るために同会会員約25人が同地域を訪問。90年を超える歴史をもつ観賞魚販売店や、ユギムラ牧場などを見てまわった。
「緑や農地などが残っていることは、この地域の価値を高めることにつながると思う。会員の皆様とは、主に都市農業の重要性について話し合った。その内容はこれからまとめる予定です」と西浦さんは話している。
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