全国的にインフルエンザ患者が流行している。多摩市を所管とする南多摩保健所(日野市、稲城市含む)では、定点医療機関からの患者報告数が第2週(1月11日〜17日)に流行開始の目安となる、定点あたり1・0を超える2・71人となり、前週(第1週:1月4日〜10日)の0・93人から1週間で3倍近くに増加した。
インフルエンザは例年、12月から流行することが多く、昨年は同保健所管内では第47週(11月中旬)で流行期に。「昨年は流行期に入るのが早かった。今年は暖冬の影響かどうかわからないが全国的に流行期が遅い」と同保健所では話している。
都内で1月以降に流行し始めたのは11‐12年シーズン以来。このシーズンに定点あたり1・0を下回り、症状の収束がみられたのは4月末から5月初めにかけてだったことから今シーズンも4月過ぎまで流行が長期化する恐れがあるという。
「適度な湿度を」
南多摩保健所は「手洗い、咳エチケットなど、予防策を徹底してほしい。乾燥した時期に罹患しやすいので、適度に湿度を保ち、こまめに換気を行うことも大切。まだ予防接種を受けていない方は、まだ受付けている病院もあるので受けてほしい」と呼びかけている。
多摩版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|