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多摩版 公開:2016年2月11日 エリアトップへ

「地域ふれあいフォーラムTAMA」で副実行委員長を務めた 妹尾 浩也さん 貝取在住 54歳

公開:2016年2月11日

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地域活動描くデザイナー

 ○…1月24日に約5千5百人を集め、盛況なうちに幕を閉じた「第11回地域ふれあいフォーラムTAMA」。第3回から実行委員に加わり、地域で活動している様々な団体同士のつながりをつくると同時に、各団体の活動を知ってもらうことを目的とする同イベントをプロデュースしてきた。「よくここまで続けられたなと。絶え間なく活動してきたことが一つの力になっている。今回、とても良い感じのふれあい、出会いの場ができた」と振り返る。

 ○…本業はグラフィック・アートデザイナー。数多くの作品を手掛ける中、同イベントや同時開催された「健幸甲子園」のポスター、市内の小学校の校章もデザインするなど地域でもその腕を発揮する。そうした地域との関わりは、子どもの保育園の父母会に参加したことから始まった。「人はそうやって社会化していくものなんですね」。同心円が広がると、活動の場は広がっていく。今では三多摩学童保育連絡協議会会長を務めるなど、様々な団体に属し、色々なイベントの運営に携わるようになった。

 ○…幼い頃、病気で長期入院を余儀なくされた。そこで出会ったのが絵だった。趣味として描き続け、美大に進学。デザインを学び、卒業後はグラフィック・アートデザイナーの道を歩み始めた。デザイナーの仕事と地域活動には共通点があるという。人と出会い、その人のニーズを聞いて、実現へ向けてどうデザインしていくか。その過程が同じだと感じている。「自己実現は人を実現させること。ちょっと哲学っぽいかな」と笑顔で話す。

 ○…朝は日が出る前に起きて、家族の朝食、弁当を作るのが日課。朝のもの静かな中でやる仕事ははかどるとか。「お酒は好きだけど、夜遅いのはちょっと」と苦笑い。地域で動き回る自身を「回遊魚」と例え、これからも地域での活動を続けていく。「この街が好きだから」。その思いが活動の原動力になっている。

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