市立東愛宕中学校(千葉正法校長)で3月2日、放課後学習クラブの取り組みとして東京海上日動リスクコンサルティングによる出前授業と、地域の人たちとの料理交流が行われた。
同校では、毎週水曜日の放課後に補習を希望する生徒たちを対象に、学校支援本部の主導で地域の人たちや学生ボランティアによる学習指導を実施している。今回、その一環として文部科学省の委託を受けて東京海上日動リスクコンサルティングがモデルケースとして製作したキャリアプログラムを実施。同プログラムは、町のパン屋を想定し、地域に親しまれながら、どうやって売り上げを上げるかを使って学ぶという内容。「HPを廃止してSNSを利用する」「米粉を使った新商品の開発」など様々な作戦カードを生徒たちが選択し、その選択がどう結果に結びつくかを2グループに分かれて学んだ。
その後、地域の人たちと一緒に「肉巻おにぎり」を作り、交流を深めながら一緒に舌鼓を打っていた。参加した男子生徒は「今まで経営について考えたことなかった。保険についても学べてよかった。料理も大人の人たちがわかりやすく教えてくれて楽しかった」と話した。
千葉校長は「普段、学校でできないことを企業や地域の方々に支えられ、取り組めてよかった。子どもたちの学びが実社会に活かせられたら」と振り返った。
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