多摩市議会は4月20日、23日、24日の3日間、関戸公民館等で「2016年春の議会報告会」を行った。
多摩市議会では、2010年に議会基本条例を制定して以降、年に2回、春と秋に、市議会議員が参加して市民に向けた議会の報告を行っている。
今回は、初の試みとして20日のみ大学生限定で実施。当日は事前に近隣の大学に呼びかけた結果、中央大学、帝京大学、多摩大学から約30人が参加。3つのグループに分かれて「どうしたら多摩市に若者を呼び込めるか」をテーマにワークショップを行った。議員と大学生たちがディスカッションを行う中で、学生から「B級グルメのような食フェスを実施してはどうか」などが発表された。
また23日、24日の報告会には、2日間で延べ50人の市民が参加。議員から今年度予算や4常任委員会の内容が報告され、参加者との意見交換会が行われた。市民からの意見では、3月議会で大きな争点となった「パルテノン多摩の大規模改修」について多く意見が寄せられた他、熊本地震を受けての避難所のバリアフリー化や、議会報告会に対して「報告書がないのはどういうことか」といった様々な意見が寄せられた。
議会報告会を終えて萩原重治議長は「今回大学生を対象に初めて開催し、若い方々の意見を聞くことができた。今後も工夫を凝らしながら誰もが暮らしやすいまちづくりに努めていきたい」と振り返った。
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