南鶴牧小学校グリーンネットワーク委員会(吉瀬正夫委員長)が主催する「第8回エコスポ祭り」が9月24日、同校体育館等で開催され、同校児童や地域の子どもたちが参加して盛り上がりをみせた。
市立南鶴牧小学校、同校児童の保護者、地域住民らで構成された同委員会は、同校校庭が芝生化された8年前からその芝生の維持管理を務めている。その中で、地域でエコロジーへの関心を高めると同時に、同校だけでなく、地域の子どもたちにも芝生で遊んでもらおうと、同イベントを企画、実施している。
今年も芝生の上で体験できる様々な企画を用意していたものの、雨の影響で体育館や教室を使って行われた。冒頭では、今年夏に行われた「NHK合唱コンクール」の予選で金賞を受賞し、本選で優良賞を受賞した同校合唱団による歌が披露された。子どもたちが家庭から持ち寄った缶やペットボトルを入場料として、「投げる力」向上のために教育現場で取り入れられている「投げるくん」やスピードガンコンテスト、ストラックアウト、握力測定、フライングディスク、二人三脚などを子どもたちが体験。また渡り廊下では、多摩市社会福祉協議会の協力で、重りの入ったベストやアイマスクなどを使って老人体験が行われ、教室ではバランスボールやパラバルーンなども行われた。
元”なでしこ”も参加
イベント終了後には、余興として同校の教員と同校のおやじの会によるフットサル対決も行われ、同校の吉田正行校長の教え子でもある女子サッカー日本代表としてアトランタ五輪に出場した泉美幸さんも飛び入りで参加して、盛り上がりを見せていた。
主催したグリーンネットワーク委員会の吉瀬委員長は「雨で芝生の上でできなかったのが残念だったが、多くの子どもたちや地域の方々に参加してもらって開催できたことが嬉しい。普段芝生を管理している中で、保護者や地域の方々に手伝っていただいているので、感謝の気持ちを伝える場にもなっている。来年に向けてまた準備していきたい」と話していた。
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