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多摩版 公開:2016年10月6日 エリアトップへ

多摩市文化団体連合の理事長を務める 堀内 陽二さん 関戸在住 85歳

公開:2016年10月6日

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市の芸能・芸術を次世代に

 ○…9月24日に行われた「長寿を共に祝う会」で、多摩市文化団体連合として今年初めて企画・運営を担当し、協力団体・ボランティアと共に当日来場した高齢者のサポートを行い、裏方として会を盛り上げた。「協力団体の方々が労を惜しまず動いてくれたおかげ。事故もなく無事開催できた。来場者からも概ね好評をいただき嬉しい」と胸を撫で下ろす。

 ○…10月14日からは市との共催イベント「たま市民文化祭」が始まる。会員団体が日頃の活動成果を発表する場として毎年多くの団体が参加するだけでなく、来場者もこれまでに過去最高で延べ1万3千人を数えるなど、多摩市の芸能・芸術を発信する機会として定着している。「今年は、会員以外にも多くの団体が参加してくれる。できるだけ多くの方に見に来てもらえたら」と笑顔で語る。

 ○…囲碁連盟の理事として文団連の役員を務め、7年前に理事長に就任。市民文化祭を中心に、加盟団体の交流や、学校で子ども向けの教室を実施するなど、市内の芸術・芸能分野の普及・啓発活動を行ってきた。「寄り合い所帯だけど仲が良く、女性も多く華やか。みんなよく協力してくれるし、楽しくやりがいのある仕事」と笑顔で話す。一方で加盟団体の高齢化、次世代への継承を課題に挙げる。「伝統文化を若い人たちに受け継いでいきたい。その使命感がある。活動をPRして普及させていきたい」と意欲をみせる。

 ○…三重県出身。大学卒業後「将来はカラー写真の時代が来る」との話を聞き、大阪で同族と会社を立ち上げ東京に進出。居住していた中野から40年ほど前に多摩へ転居した。70歳で退職した後は、趣味の囲碁三昧。その腕前は7段で「多摩では8段と言っていますが」と笑う姿が若々しい。「囲碁の腕をこれからも高めていきたい。文団連としても技芸の発展に努めていきたい」。衰えない意欲でこれからも技芸の高みをめざす。

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