今年度、開校40周年を迎えた市立和田中学校(福田洋一校長)は11月1日、シドニーパラリンピック男子車椅子バスケットボール日本代表キャプテンの根木慎志さんを招いて記念授業を行った。
同校は、五輪・パラリンピックで活躍したトップアスリートを招き、講演や交流活動を通して、生徒が未来への夢や希望を持ち、目標に向けて努力しようとする態度を育むことを養ってもらおうと、40周年記念企画として特別授業を計画。10月には、バレーボール元アメリカ代表として五輪で活躍したヨーコ・ゼッターランドさんを招いて授業を実施した。
今回講師に招いたのは、日本財団パラリンピックサポートサンターが主催し、全国で「あすチャレ!School」の講演等を行っている根木慎志さん。根木さんがデモンストレーションとしてドリブルやシュートを披露すると、その速さなどに会場から感嘆の声があがった。また、生徒たちも競技用の車椅子を使ってミニゲームを体験。会場は盛り上がりを見せた。
最後に根木さんは、2020年東京大会に向けて「多くの人と友達になれるチャンス。ぜひボランティアなどで参加してもらえたら」と呼びかけ、「障害者はいつもサポートが必要と思われがち。それは時と場合。困った時にみんなが助け合って協力すると障害はなくなる。できない、失敗したら恥ずかしいと思っていたと思うけど、一所懸命やる姿は素敵だし、多くの人に応援してもらっているのでぜひ頑張ってほしい」とエールを送った。
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