市立多摩第一小学校(小林佳世校長)で11月12日、同校の「おやじの会」(中山敦司会長)とオリンパス(株)の協力による「わくわく科学教室」が行われ、児童とその保護者、教員ら300人以上が参加して実験や工作などを楽しんだ。
今回開催された教室は、昨年1月に発足した同校の「おやじの会」が企画。同会メンバーがオリンパス(株)に勤務しており、同社では2003年から社員ボランティアサークル「わくわくプロジェクト」を立ち上げ、八王子に構える事業所の近隣小中学校で科学の面白さや同社の得意分野である「光」の働きや不思議などを紹介する「わくわく科学教室」を実施していることから、開催が決まった。
当日は、同社のサークルを中心に「おやじの会」のメンバーや保護者、教員が協力して校舎内で様々な実験や工作などのワークショップを実施。段ボールや回折格子シートを使った万華鏡づくりや、シャボン液とドライアイスを使った”われにくい”シャボン玉づくり、マジック形式で人の目の性質を学ぶ「光のイリュージョン」などを子どもたちは体験し、不思議そうに、時には感嘆の声をあげながら科学について学んだ。
中山会長は「これまで『おやじの会』としてイベントを企画することが多かったが、今回ボランティアの方々と連携し、企業の力をお借りしてこうして大掛かりな企画を実施できて良かった。子どもたちも楽しんでくれていたので嬉しい」と話していた。
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