多摩・調布・府中・日野・稲城の京王沿線5市で構成される「京王線沿線観光連絡会議」が企画した観光誘致を目的としたモニターツアーが2月17日に実施され、外国人留学生ら13人が多摩市を訪れた。
同会議では、京王沿線5市が協働で着地型の観光コースを立案し、東京都の「地域資源発掘型実証プログラム」に応募、採択された。事業は都の委託を受けたコンサルティング会社・(株)ケー・シー・エス、募集実施は京王観光(株)が担っている。
ツアーは、「京王沿線おもしろ玉手箱モニターツアー」と名付けられ、計4コースを設定。各市の名所を横断的に巡るコースとなっており、多摩市が対象となるのは今回実施した「ポップカルチャーコース」。当日、留学生らは調布を皮切りに稲城の名所を回り、市内のサンリオピューロランドやスタジオジブリの映画『耳をすませば』のモデル地となったとされる聖蹟桜ヶ丘の「ロータリー」「いろは坂」「金比羅神社」を訪れ、記念撮影に興じていた。
市経済観光課では「海外の方々が興味を持って楽しんでくれた。今後独自の資源をインバウンドに活かすことができるか、広域連携で事業展開できるか検討していきたい」と話している。
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