(株)サンリオエンターテイメントは3月31日、多摩市を代表するテーマパーク「サンリオピューロランド」の2016年度の来場者数がオープン初年度の195万人に次いで2番目となる180万人を突破したことを発表した。
1990年12月に開設された同施設。オープン初年度に来場者数195万人を記録するも、2009年度は108万人まで減少したが、2013年にサンリオキャラクターの世界観を体感できるエリア「サンリオタウン」をオープンさせたことをきっかけに来場者数が右肩上がりに。夏祭りやハロウィーンなどの季節に合わせたイベントを開催するなど新しい企画を展開することで、これまでの主な客層だったファミリー層に加え、大人の女性同士や若年層の来場数が増え始めたという。
さらに、2015年度には25周年を記念したパレード「Miracle Gift Parade」の上演をスタート。宝塚歌劇団とコラボしたミュージカルや初となる男性俳優のみが出演するミュージカルなど独自の企画を展開し、昨年度、オープン初年度に次ぐ来場者数を記録した。
同社広報マーケティンググループでは「海外からの観光客も増えているが、20代・30代のお客様が増えた。この1年でというよりもこれまでの積み重ねで180万人を突破することができた」と要因を話す。
現在は、人気キャラクター・シナモロールのデビュー15周年を記念したエリアをオープンし、イースターにちなんだイベント「ピューロイースター」も開催中。「昨年よりもバージョンアップした夏向けのイベントを検討している。これからもより多くの方々に愛されるテーマパークを目指し、様々な企画を実施していきたい」と話している。
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