多摩版 掲載号:2017年5月11日号
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コミュニティカフェ 地域でつながりの場を 唐木田地区に初開設

社会

地域団体が活動報告を行った
地域団体が活動報告を行った

 市内8カ所目となる認知症カフェ「地域(まち)がつながるカフェ」が4月26日に開設され、唐木田駅前の「キッチン ティス」でプレオープンのイベントが行われた。主催するのは、市内で高齢者福祉サービス等を展開する「あい介護老人保健施設」と「社会福祉法人楽友会」。「多世代」「居心地の良い場所」をコンセプトに、地域住民の新たなつながりの場、憩いの場としての期待がかかる。

 認知症カフェは、認知症の人やその家族、地域住民、介護や福祉の専門職の人たちが集まり、情報交換や相談事などを語り合う場として、近年全国で広がりを見せている。多摩市では、これまでに各地域7カ所で開設されているものの、唐木田地区周辺にはなかった。

 そうした中で、同地区で長年高齢者の福祉や医療に従事してきた「あい老健」と「楽友会」を中心に、多摩市社会福祉協議会、多摩センター地域包括支援センターの協力を得て、昨年末から新たに開設しようと動き出した。会場は、地域の結びつきをより深めるために、施設内ではなく「地域の開かれた場所で」と、唐木田駅前にある「キッチン ティス」の協力を得て、同店に決まった。

 「認知症の当事者、家族はもちろんのこと、多世代が集まり、居心地が良い場所を」をカフェのコンセプトに、まずは地域で活動している団体を知ってもらおうと、今回プレオープンイベントを企画、実施した。

 当日は、地域住民や民生委員、大妻女子大学の教員・学生ら30人が参加。「あい老健」や、「楽友会」が運営する「白楽荘在宅サービスデイサービス」の他、「脳トレ運動の会」「ハイライズ親睦の会」「わいがやサロン(介護予防体操)」「多摩市社会福祉協議会まちづくり協議会」が普段の取り組みについて発表を行った後、「あい老健」のリハビリ担当スタッフが巧みなトークを交えながら「元気になる体操」を紹介。参加者と一緒に音楽に合わせながら体を動かした。

 主催者のひとりである楽友会の芦田弥生さんは「ここで知り合いを作ってもらい、ここにくればいつでも誰かいるという形にしていきたい」と挨拶した。「あい老健」の惣卜(そうぼく)清光さんは「この地域には多くの社会資源があると思う。それをつなげて皆さんが暮らしやすい地域社会にしていきたい。まだ手探り状態だが、これから時間や曜日、内容もいろいろと検討しながら進めていきたい」と今後に意欲を見せている。

次回は医師をゲストに

 なお、次回は5月24日(水)午後3時から、同会場で開催。ゲストに、あいクリニックの天本宏医師を迎えて、「ずっとこの街で暮らしていくための心得」と題した医療と介護の上手な活用方法についての話を聞くことが出来る。詳細は、多摩センター地域包括支援センター【電話】042・376・2941へ。
 

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