犯罪や非行の防止と、罪を犯した人たちの更生について理解を深め、犯罪や非行のない明るい社会を築こうと、法務省が主唱し、全国各地で実施されている「社会を明るくする運動」。
7月が同運動の強化月間にあたることから、多摩市では7月17日、多摩センターのパルテノン大通りで大規模な啓発パレードが行われた。
多摩市では、同運動の推進委員長を阿部裕行市長が務め、日野・多摩・稲城地区保護司会多摩分区、同地区更生保護女性会多摩分区が主催して、毎年海の日にパレードを実施している。
今年は「犯罪や非行をした人を社会から排除・孤立させるのではなく、再び受け入れることが自然にできる社会にすること」に注力。そうした趣旨を多くの人たちに広く知ってもらおうと、昨年までは夕方に実施していたパレードを、今年は暑さ対策を兼ね午前中に実施。コースも昨年から変更してパルテノン多摩大階段下から多摩センターの駅前を通り、再び大階段まで戻るコースを、市立聖ヶ丘小学校のマーチングバンドを先頭に59団体901人が練り歩いた。
同保護司会の紀初子多摩分区長は「今年は初めて市内の全中学校から参加いただき、高齢の方も含めて本当に沢山の方に参加いただけた。事前に小学校に行き、運動の意義を説明したところもあり、子どもたちにも理解してもらえたのでは」と振り返った。
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