多摩版 掲載号:2017年8月24日号

市教委×国士舘大

専門家の指導で部活支援 教育

外部連携のモデルにも

大学生から指導を受ける生徒たち
大学生から指導を受ける生徒たち
 多摩市教育委員会は8月1日、市内の中学校の部活支援を目的とした「部活動パワーアップ特別講習会」を国士舘大学多摩キャンパス(永山)で実施した。同講習会は、今年度初めて企画されたもので、スポーツの専門家から指導を受けることで生徒の運動能力、競技技能の向上等をめざすことがねらい。今回はハンドボール部を対象に実施したが、今後、他の競技でも行っていきたい意向だ。

 今回の講習会は、市立中学校の運動部に在籍する生徒の運動能力、特定種目の競技技能の向上を目的として企画されたもの。指導を担当するのは、スポーツや健康、教育、防災等の分野で市と連携協定を結んでいる国士舘大学。同大学には、各競技で日本を代表する指導者や学生が多く在籍しており、そこで指導を受けることで、生徒だけでなく、教員等の指導力向上を図ることも講習会のねらいだ。

 今回対象となった競技はハンドボールで、市内に専門的指導力を持つ教員が少ないことに加え、今春から国士舘大学の女子ハンドボール部のコーチに、北國銀行ハンドボール部、日本代表でも活躍した翁長茉莉枝氏が就任したこともあることから決まった。

「貴重な経験になった」

 当日、講習会に参加したのは、市内でハンドボール部がある青陵・和田両中学校の部員25人。翁長コーチの指導のもと、同大学ハンドボール部の学生が中学生一人ひとりに付き添い、準備運動や基本的な動き、シュート練習、ゲームなどを通じて技術や気づいたことなどを指導した。

 翁長コーチや大学生から指導を受けた生徒たちは「今まで普通だと思っていたことが違っていたり、トレーニングも充実していたことに驚いた」「大学生の体力はすごいと思った」「貴重な経験になった。学校に持ち返ってみんなでうまくなりたい」と感想を話した。

 同大学の学校体育コースの田口康之教授は「日本トップの指導を受けたことは中学生にとって意義のある時間になったのでは。教員を志望する学生も多いので学生たちも勉強になったと思う。中学校教員の部活の指導環境が厳しい状況にある現状の中で、こうした機会を設けて一石投じることができれば」と話した。

 一方、市教委では「生徒たちは今日受けた指導を持ち返って財産にしてほしい。こうして専門機関に指導してもらうことで子どもたちの競技能力の向上を図るだけでなく、部活の在り方、外部連携の面でも新たなオプションになりえる。今後も国士舘大学と連携を取りながら、他の競技でも実施できるように検討していきたい」と意欲を見せている。

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