多摩市議会は8月7日、パルテノン多摩大規模改修についての意見交換会を同施設で開催し、参加した83人の市民と活発な意見交換を行った。
市議会では、現在市が進めているパルテノン多摩の大規模改修について、図書館本館の整備と併わせて独自に調査するため、今年3月の市議会定例会で補正予算として約4100万円を計上。5月に「パルテノン多摩・周辺施設整備等特別委員会」を設置し、市が検討している改修案と【1】パルテノンと図書館併設改修【2】パルテノン改修に別棟で図書館新築【3】現施設を解体し、パルテノンと図書館を合築【4】パルテノンをセミ改修の4案を専門家にヒアリングを行い、勉強会など開き検討を重ねてきた。
今回の意見交換会は、市民からも意見を募ろうと企画。当日は、同委員会の藤原正範(まさのり)委員長がこれまでの経緯と独自調査の経過を報告した後、グループに分かれて市民と議員が意見交換を行った。市民からは「使われていない設備がある」「閉館期間は短くしてほしい」「近隣の施設白書でもっと勉強を」「ソフト面ももっと考えて」「安全面を第一に」「文化ホール、図書館がどうあるべきか考えてから動いてほしい」など、様々な意見が寄せられた。
藤原委員長は「平日の夜にも関わらず多くの方に来ていただけた。パルテノン、多摩センター、多摩市を何とかしたいと思っている人たちが多いということ。耳の痛い意見もあり反省すべき点もあった。皆さんの意見も参考に、議会として早く結論を出せるように進めていきたい」と話している。
なお、8月29日(火)午後2時からパルテノン多摩第1会議室で第2回の意見交換会を開催する予定。詳細は、大野正樹議員【携帯電話】090・9318・9457、oh-no.masaki@ozzio.jpへ。
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