市民ボランティアによる手作りイベント「多摩くらふとフェア」が10月8日・9日、多摩中央公園で開催され、2日間で約2万5千人が来場した。
この催しは、大量生産品が溢れる今の時代に「モノづくり」の大切さや、「モノの価値」を多摩から伝えようと、市民有志のボランティアで企画、運営し、今年で11回目を迎えた。
今年も全国から、数多くの職人たちが同公園に集まり、129ブースを出展。木工、金工、ガラス、陶磁器、織、皮革など、それぞれの技術が詰まった作品や商品が展示、販売された他、職人による実演、体験ワークショップなども行われ、会場を訪れた人たちを楽しませていた。
今回、石川県から初めて参加したというガラスアクセサリーや器などを手掛ける竹多宏治さんは「地方で活動しているので、都市部でこうしたクラフトのイベントがあるのは魅力的。毎年楽しみにしているお客さんも多いみたいで、初めて参加して良い出会いができた」と話していた。
同イベントの久保則俊実行委員長は「アクシデント等に繋がるようなこともなく無事に開催できた。スタッフ全員に感謝したい。会話を楽しむこともこのフェアの魅力なので、来年以降は皆様にも楽しんでいただけたら」と振り返った。
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