多摩版 掲載号:2017年11月2日号
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衆院選21区・23区自民、希望で議席分け合う小選挙区は長島、小倉両氏が当選

政治

当選を喜ぶ長島氏(右)、比例で復活当選するも厳しい表情だった小田原氏
当選を喜ぶ長島氏(右)、比例で復活当選するも厳しい表情だった小田原氏
 第48回衆議院議員選挙が10月22日、投開票され、今回から多摩市の一部が編入された東京21区では、希望の党・前職の長島昭久氏、23区では、自民党・前職の小倉将信氏が当選した。また比例で重複立候補していた21区の自民党・前職の小田原潔氏、23区の希望の党・新人の伊藤俊輔氏が復活し、それぞれ当選を果たした。

21区

 今回から区割りの改定で、市内の一部地域で選挙区が変更となった21区。長島氏、小田原氏、社民党・新人の小糸健介氏、諸派・新人の天木直人氏の4氏が出馬した。

 午後8時に投票が締め切られ、各陣営が開票結果を見守る中、長島、小田原両陣営の接戦が繰り広げられた。日付が変わった午前0時30分頃、開票速報で比例での当選確実が報じられるも、小田原氏の事務所は小選挙区の結果を待った。0時40分頃、長島氏の小選挙区の当確が報じられると、今度は長島陣営が歓声と笑顔に包まれた。長島氏は「厳しい選挙戦だった。安全保障、子どもの未来保障などを徹底的に訴えた結果、これまでにはなかった層からも応援を受けられ、有権者との距離が近づいたと実感した」と支援者に挨拶。その後、取材陣の前で「北朝鮮問題は待ったなし。安全保障も安倍首相とは違う提案型で議論し、待機児童の解消は全入化に向けて仕組みを変えられるよう取り組んでいきたい」と意欲を見せた。

 一方、比例での当選となった小田原氏は、大勢が決まった後、事務所で恒例の万歳は行わず「これまでになかった6市の連合体の中で頑張ることはできたが、力不足だった。議席を守っていただいた皆様のためにも、体制を立て直し、ご恩返しができるようしっかり考えていきたい」と厳しい表情で選挙戦を振り返りながら、支援者に挨拶した。

 小田原氏は6市のうち、多摩市、稲城市、国立市、八王子市で最多得票数を獲得するも、長島氏が票田の大きい立川市、日野市で大きく票数を伸ばした。社民党の小糸氏、諸派の天木氏も健闘をみせるも及ばなかった。

23区

 小倉氏、伊藤氏、共産党・新人の松村亮佑氏の三つ巴となった23区(多摩市の一部・町田市)。

 投票が締め切られた直後の午後8時1分、速報で当選確実が報じられた小倉氏の事務所は、集まった支援者らの歓声に包まれた。小倉氏は支援者を前に「今回の当選は、喜びよりも責任を強く感じている。期待に応えられるようにしっかり仕事をしたい。3期目はあくまで通過点。もっと上を目指したい」と挨拶した。

 3回目の挑戦で議席を獲得した伊藤氏は、小選挙区で敗れたものの、惜敗率が希望の党で3位となり、比例で初当選した。日付が変わり、ジリジリと待たされる中、他選挙区での結果を受け比例復活が決まると、事務所は安堵の笑みがこぼれた。「感触は悪くなかったので、もう少し競れると思っていた。増税や借金に頼らないで、いかに財源を確保するのかが政治だと思う。議員の身を切る改革などもまだ不十分。実現していきたい。これまで言い続けてきた原発に対しても、ただゼロにするのではなく、違う産業を興すことが大切」と話した。

 小倉氏の得票率は多摩市42%、町田市45%だった。伊藤氏は両市で31%、初当選を目指した共産の松村氏は多摩市で町田市の得票率をやや上回る健闘をみせるも、両氏には及ばなかった。

市内投票率は

 今回の投票率は、全体で53・68%。東京都は53・64%。21区は54・18%で多摩市だけでみると56・32%。23区は55・79%で多摩市だけだと57・93%だった。

万歳で当選を喜ぶ小倉陣営(右)と伊藤陣営
万歳で当選を喜ぶ小倉陣営(右)と伊藤陣営

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