乞田・貝取ふれあい館で10月22日、恒例の「秋そばまつり」が開催され、雨の中、秋の味覚が詰まった郷土料理の”そば”を多くの人が堪能した。
同館と青少協第三地区委員会の共催で毎年開催されているこの催し。同地区では以前、粉から作る細めのうどんを”そば”として、各家々の軒先で採れたきのこや野菜を使って食しており、この郷土料理を再現して、地域の人たちに振る舞おうと1991年から開催している。
この日も、実行委員会が小麦粉で打った麺に、山梨県北杜市や甲州市で採ってきた「じごぼう」「笹子」といったきのこを使って約600食用意。台風の影響による大雨で、地元の小中学生によるパフォーマンスなどが中止になる中、駆けつけた来場者たちは、郷土の味に舌鼓を打っていた。
根岸満実行委員長は「雨の影響で当初の予定を縮小しての開催だったが大勢の方に来ていただけた。来年度以降も継続できるよう事業計画の中で検討していきたい」と話していた。
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