地域で奉仕活動を行う東京多摩ロータリークラブ(小暮知則会長)、東京多摩せいせきロータリー衛星クラブは11月2日、「多摩市中学生俳句大会」の最終選考会を実施し、優秀賞・入賞作品を決定した。12月16日(土)には、永山公民館ベルブホールで午前10時から表彰式を開催する。
同俳句大会は、日本文化の継承を目的に、同クラブの青少年奉仕活動として2004年からスタート。市内の公立中学校に通う子どもたちを対象に、多摩市教育委員会との共催、多摩市の後援を受けて実施しているものだ。
13回目を迎える今年は、9月から作品の応募を呼びかけ、市内全9校、東京都立多摩桜の丘学園中等部の生徒たちから2829句の作品が集まった。
集まった作品は、「こだま句会」による一次選考で、298句を選出した。
「レベル向上。選考に苦労」
11月2日に行われた最終選考会では、俳人の由利雪二審査委員長、阿部裕行多摩市長、清水哲也多摩市教育長ら20人が集まり、審査委員長賞、多摩市長賞など、入選100句を決定した。東京多摩ロータリークラブの小暮会長は「今回も多くの句が集まり、感謝申し上げます。年々レベルがあがっており、選考に苦労しました。どの作品が選ばれたかは表彰式までお楽しみに」と話した。
なお、一次選考を通過した298句は、1月25日(木)〜30日(火)、京王聖蹟桜ヶ丘SC5階連絡ブリッジギャラリーで生徒直筆による短冊が展示される。また来年2月頃に全応募作品と中学生が描いた表紙絵・挿絵を使って俳句集「やまざくら」を発行する予定だという。
表彰式、展示等に関する問い合わせは同クラブ事務局【電話】042・371・7588へ。
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