多摩版 掲載号:2017年11月30日号
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青陵中学校 地元商店街に元気を イベントを企画・実践

教育

▲ベンチを塗装する生徒たち▶スタンプラリーの抽選会に地域の人たちが参加
▲ベンチを塗装する生徒たち▶スタンプラリーの抽選会に地域の人たちが参加
 市立青陵中学校(千葉正法校長)は11月10日、1年生の総合学習の時間を使って、地元の商店街を盛り上げようと、生徒自らが考案した物々交換フリーマーケットやアートプロジェクトなど、様々なイベントを行った。豊ヶ丘・貝取商店会の小山英雄会長は「子どもたちがこうして盛り上げに協力してくれてありがたい」と同校の取り組みを喜んだ。

 青陵中学校では、各学年が総合学習の時間を使って、普段の生活や授業の中で地域を歩いて回りながら、魅力や課題を知り、考える授業を行ってきた。そうした中で、今年1年生が注目したのが地元の商店街だった。ニュータウンの一角にある豊ヶ丘・貝取商店会は、ニュータウン開発とともに様々な店舗が軒を連ね、賑わいを見せていたものの、現在は店舗数も減り、人の往来も減少するなどの課題を抱えているという。

 そこで、生徒たちは、地域コミュニティの核となる商店街の課題に対し、自分たちでできる解決プランを立て実践する「STPプロジェクト(商店街をちょっと楽しく、元気にするプロジェクト)」を今年9月に立ち上げ、11月の実施に向け動き出した。

 生徒たちは、地域の企業や商店、保護者らに出店や募金の協力、賞品の提供を呼びかけるなど奔走。当日は、104人の生徒たちが古くなった商店街のベンチや花壇を清掃、ペイントする「アートプロジェクト」や、事前に保護者や地域から集めた本や物を使った「物々交換フリーマーケット」、訪れた人たちが楽しめる顔出しパネル、ビンゴ形式のスタンプラリー、商店街・今昔写真館など、生徒自らが考案した様々な企画を実践。通りかかった地域住民も子どもたちに誘われ、各企画を楽しんだ。

 子どもたちが配っていたチラシを見て訪れたという女性は「普段はここにはあまり来ない。人通りも少なく、寂しい感じがしていたので賑やかで良い」と笑顔で感想を話した。また商店会の一角に店舗を構え、出し物に協力した「たま整骨院」は「子どもたちの社会活動に協力できたのが嬉しい。普段人通りが少なく寂しかったので、子どもたちの賑やかな声が聞こえるのが良い」と話していた。同商店会の小山会長は「地元の商店会を元気にと子どもたちが企画してくれてありがたい。今後もこうした企画があれば、ぜひ協力していきたい」と話していた。

 同校の学年主任の湯澤悠祐教諭は「こうした実践型の取り組みは今回初めて。生徒たちが自分で考えて動いてくれた。『地域人』として自分たちの育ってきた地域のことを考えるきっかけになれば」と話していた。

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